コインランドリーの完全外注化し、一度も店舗に行かない運営をする方法

コインランドリーの運営でオーナーの行う業務は

①清掃
②売上集金
③修理時の業者への依頼
④お客様からの問い合わせ対応
⑤売上金の回収-銀行入金作業

が、主な仕事になります。

すべての業務をオーナー一人で行う方もおりますが、今の主流は一部を外注化させることです。

①~④についてはこちらで解説しています。本記事では⑤の具体的手法について解説していきます。

コインランドリー運営業務で抑えておくべきポイント

コインランドリー運営業務量を減らす工夫 すべての業務をオーナー一人で行う方もおりますが、今の主流は一部を外注化させることです。 一番外注化させたいのは、1.定期的…

収益に直結する部分のため、この部分はオーナー自ら行っていることが多いですが、こちらも外注化することで、まったく店舗に行かずにコインランドリー運営をすることが可能になってきます。

集金業務を外注化する方法は2つあります。

・他社へ委託 

・自身で雇用 

業務的には、月に3,4回の集金ですが、それに対し外部会社を使うと非常に高額になってきます。

清掃のアルバイトさんに行っていただくことで費用を抑えることができます。

ここで不安材料としてよくご質問いただくのが、売上金の持ち逃げです。

・信用ある会社に依頼したほうが良いのではないか。

・やはり心配だから自分で行う。

このような考えになってきますが、会社とて、100%の信用はできません。結局のところ、現場で回収業務を行っている方はアルバイトの方であり、売上金を抜いていない保証はありません。

抜いた証拠がなければ会社が保障してくれることもありませんので、高額なコストをかけてまで他社に依頼するメリットがないのです。

自身で雇用する場合の監視手法を挙げます。

1.両替機の鍵を電子キーボックスで管理

電子で管理されたキーボックスが売っています。

スマホの遠隔操作にて、キーボックスを開けることができるほか、ワンタイムパスワードを送り1度だけ開けることもできます。オフラインでも使用できるのがとても便利です。

コインランドリーでは売上金が入っているのは、両替機と、各機器のコインケース内のみなので、両替機内に各機器の鍵を収納しておけば両替機の鍵をキーボックスで出し入れ可能にしておけば、代金回収ができることになります。

1.防犯カメラで監視

回収のタイミングになったらライン等で連絡を取り、決まった時間に作業開始していただきます。

Amazon等で監視カメラが売っていますので、それを取り付けます。

  • 設置位置は機械全体が見渡せる位置
  • 両替機の位置
  • キーボックスの位置

が良いでしょう。

3.アルバイトさんと予定を合わせる

そろそろ売上金を取り出そう。というタイミングでアルバイトさんに声をかけ、清掃ついでに回収してもらいます。

防犯カメラで監視しつつ、かつLINE通話をつなげたままにしてもらうことで、監視されていながら業務を行っている。という意識が働くので、売上金を抜くリスクを減らせます。

外部の会社に委託すると、自分のタイミングで行えない、指示出しをできない、通話もできないとなるので、監視カメラで見ているだけになってしまいます。

監視カメラで見ているだけでは、業務している側のほうも、今監視されているかどうかが明確ではないために、「魔が差す」ということもありえなくありません。

通話で指示を出しつつ、きちんと鍵をキーボックスに返したことを確認します。

4.その場で集計

お金はその場で集計してもらい、その金額の通り指定の銀行まで振り込んでいただきます。

入金確認が取れたら終了です。

完全なリスクの排除は集金業務を自分で行うこと。に限りますが、この手法をすることで、持ち逃げリスクを最大限まで抑えることができます。

監視カメラで録画されていることは明らかであり、即逮捕につながる現行犯で持ち逃げされることはほぼないと思っていいでしょう。

コインランドリーの完全外注化し、一度も店舗に行かない運営をする方法でした。

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