利回りの良いコインランドリー店舗を買いたい。買う方法とは?

コインランドリーをM&Aにて購入する方法は、いくつかあります。

1.専門家のサポートを受ける

  • M&A仲介会社: 当社は、コインランドリーに特化したM&A仲介業を行っております。M&A事業売買の専門サイトよりも、より新鮮な情報を先行に得ることができるほか、専門的な回答・サポートができるため、コインランドリーに特化したM&A業者を利用することが最もお勧めです。
  • 税理士・会計士: 財務デューデリジェンス(財務状況の確認)を行うための専門家。

2.M&A案件掲載サイトから探す

代表的なサービスとしては「TRANBI」や「バトンズ」などがあります。

圧倒的に、1.専門家のサポートを受けて購入するが、おすすめです。

スピードと、費用の面で異なるためです。

サイトを利用するデメリットはサイトの手数料がかかるため、コインランドリーに特化したM&A業者に直接依頼するよりもコストが高くなる傾向にあります。

また、基本的に案件は専門家の顧客内に紹介が先になります。したがって、サイトに掲載される案件は、顧客が買わなかった、案件になっています。

シークレットな非公開物件を先行して取得するには、専門家と常につながって置き、案件紹介があった際に早期取得をする体制を整えておくことでが良い案件の買える手段となります。

3.地方・地方都市を狙う

1都3県は人気で、利回りがでない傾向にあります。地方や地方都市まで範囲を広げていくと、利回りの良い案件はでてきます。

コインランドリーは遠隔運営が可能な事業です。 近場での運営にこだわらず、地方にも目を向けてみましょう。

遠方だと運営が不安という方はこちらの記事をご覧ください。

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4.価格の見極め

コインランドリー事業の、平均利回りは10~20%前後と言われています。20%でれば大成功です。

新規店舗でコインランドリーを開設した場合、小型店で2000-3000万程度かかります。大型店で3000-4000万近くにもなります。

コインランドリーの乱立から、完全新規での投資はリスクが非常に高くなりました。

大金をかけて、利益が出るかは博打のような感覚です。

今の主流は中古店舗として事業を引き継ぐ形が最も成功しやすいビジネスモデルになっています。

M&Aでは15~25%ほどの利回りがでます。数字がわかりきっている状態から始めることができるため、継承後の施策次第で利回りをそれ以上にもっていくことも可能になってきます。

5.コインランドリーM&Aの案件の種類

ざっくりコインランドリーのM&Aといっても、買うべき案件でそれぞれ特性があります。大きく分けて下の4つです。

①表示利回りのままそのまま購入し、なにもしない運営スタイル。皆が欲しがる案件。
②機器が古いわりに、売上がしっかりある店舗
③土地建物付きのコインランドリーM&A
④薄利~赤字店舗だが、機械はいいものが入っている。機器を利用して、別店舗で活用

①表示利回りのままそのまま購入し、なにもしない運営スタイル。皆が欲しがる案件

①は利益もしっかりとれていて何もしなくてもそのまま買うだけで収益が取れる案件です。不動産のオーナーチェンジ物件に似ています。
何もせずとも利益を取っていけるため、人気ですし、売主様も値下げして売る必要もないので利回りも低くなりがちです。

②機器が古いわりに、売上がしっかりある店舗

②は古くてもライバルに負けずにしっかり利益を取っている店舗。機器の古さから、敬遠されがちですが、

  • 売主様もこれまでの運営でしっかり投資回収はしている
  • 機器が古いので、売主様も高く売れると思っていない
  • 長い運営で売主様がご高齢のため後継者を早く探している
  • リノベーション次第で売上向上する将来性が抜群にある

以上の点から、実はここが一番狙い目です。

安く買い、工夫を施して利回りを高くとっていけます。

何を行うかによりますが、入れ替え数台の機器代と内装工事費で+500万くらいはみておきたいところです。

不動産で言うところの、築古物件リノベーションで利回りを高くとる手法に似ています。

③土地建物付きで、不動産価値として購入し・別業態にしたいり、賃貸にしてしまう

③は、まれにコインランドリーのオーナー様が地主さんである案件がございます。

コインランドリーも辞めたいし、財産整理をしたい方から土地建物付きで売却依頼をいただきます。

不動産自体を業者価格で買取も可能になってくるため、単なるコインランドリー事業としての利回りではなく、不動産価値として購入し・別業態にしたいり、賃貸にしてしまう。

不動産転売や不動産賃貸業として事業シフトも検討できます。

④薄利~赤字店舗だが、機械はいいものが入っている。機器を利用して、別店舗で活用。

店舗をそのまま引き継ぐには薄利で検討余地がないものでも、入っている機器の資産価値が高ければ、その機器を利用して、②のような立地で始めることができます。

中古の機器を市場で購入するよりも、安く仕入れることが可能です。

まとめ

これら4点の特性に当てはまらない案件は、「無し」として良いでしょう。

賃貸であり、古いし、利益も出てない店舗 →廃業するほかありません。

売価の設定

M&A案件の売価の設定は、大きく分けて2パターンございます。
①売主様が投資金額を回収した想定で決める価格
 →投資金額を回収したいために決められることになります。そのため、利回り完全無視で、設定されます。
  が、売主様が相場を理解していないだけの価格のため、相場に合わせた指値をいただくことが可能です。
  利回り無視ではいつまでたっても売れないことをお伝えし、相場にて交渉をさせていただいています。

②利回り×機器年数×立地+弊社手数料で決める価格
 →ほとんどの案件がこのパターンで価格設定されています。
  利回りが高い案件ほど機器が古かったり、地方だったりします。
  利回りが低い案件ほど機器が新しく首都圏周辺になることが多いです。
  相場は利回り10-20%前後です。

コインランドリー事業で成功するための買収~売却までのプロセス

コインランドリーは手間が少なく、長くできる事業ですが、事業開始前には、売却を見据えた出口戦略も必要になってきます。
閉店し、賃貸物件の現状回復をするには、おおよそ100~150万程度の予算が必要になってきます。


M&Aにて、再売却することでこの費用は抑え、かつ売却益を取れることになりますので、基本的にはやめる際にも売却がおすすめです。
無償売却し、現状回復を削減する手段も考えられます。

利益が出ている店舗であれば、値がつきますので、利益の出ているうちに売却に踏み切り、投資利益確定させることが成功のコツです。

より利回りの高くコインランドリーで成功するためのサポートいたします

当社では②の候補地、④での中古機器の案件も持っておりますので、より確実な利益を取れるコインランドリー事業を始めたい。という方からのご相談受け付けております。

業者の手配・戦略指導等、他社では行っていない事業提案が可能です。

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