コインランドリー経営で気に掛ける点
今回は、私がコインランドリーを経営する中で、良い点・特に気を付けたい点をまとめてみました。
良い点:外注化が簡単
コインランドリーは手間がかかりません。私が行うことは10日に1度の集金業務のみで、他の業務は外注化し、手間をかけておりません。
日々のメンテナンスは不要で、フィルター掃除を店内清掃と一緒にアルバイトさんに頼んでいます。
お客様からのクレーム電話はコインランドリー専門のコールセンターを外注できます。
良い点:遠隔運営が可能
コインランドリーに必要な消耗品は洗剤や清掃道具くらいです。
amazon等で購入して、置き配達にて送付すれば済みます。
アルバイトさんに洗剤の補充をしてもらうことで店舗に出向かなくても運営ができてしまいます。
特に気を付けたい点:お客様からのクレームは迅速に対応する
クレーム電話を出ることにストレスがありますので、是非外注化していただきたい点です。
なにかしらのクレームがあればコールセンターから連絡がります。(コールセンター外注費は必要)
コールセンターは返金対応までしてくれますので、大したことない少トラブルはメールで事後報告。
オーナー様が対応する必要がある緊急を要することは電話が来ます。
例えば、お金をいれたけど機械が動かない→返金などになった場合など、
コールセンターへ委託したとしても、実際に私がお客様と接することはありますか?
この程度はコールセンター完結します。メールでの事後報告ですので、電話が来るわずらわしさもありません。
集金を自身で行うとのことですので、そうなると基本的にオーナー様が行う必要があるので、お金周りです。
- ①両替機がつまった
- ②ビルバリ装置の収納枚数がいっぱいになった
- ③両替用の硬貨がなくなった
- ④他両替機の電子的トラブル
これらがよくある両替機のトラブルです。
①、④はブレーカーOFFONで再起動させることで解決することが多いです。再起動させることでつまってたお金がでてくることがあるので、アルバイトさんに指示すればOKです。
①が解決しなければ現地に行って両替機をあけてる必要はあります。
②、③は定期的に集金に行っていればさけられることです。硬貨は満タンに入れて置き、10~14日に集金に行っていれば避けられます。
良い点:修理立ち合い不要
各機器の故障は修理業者を呼べばいいだけなので、立ち合い不要です。
症状を電話やメールで伝え、現場でバックヤードへ入るための鍵をキーボックスで管理しておけば番号を伝えるだけで完結します。
請求書もメールでもらい、すぐに火災保険の申請をします。
特に気を付けたい点:トラブル時は、火災保険を利用する
テナントを借りたら、必ず火災保険に加入します。
特に、必要なのは家財保険に入ることです。オプションで入ることができます。
注意としては、コインランドリー両替機のお金の盗難まで保証してくれる保険会社で入ることです。
当社で入っている保険会社代理店をご紹介も可能です。
コインランドリーのトラブルとしては、機器の故障や盗難を考えておかねばいけません。
不特定多数のお客様が使うため、使い方によっては機器が壊されてしまうことが稀にあります。
ただ、お客様の使い方によって起こった故障は火災保険の対象になるので、有効に使っていきましょう。
特に気を付けたい点:コインランドリーの機械の寿命を把握する
コインランドリーの機器の寿命は20~25年ほどです。
開業から、故障したら部品交換で故障個所をなおしていく運営スタイルになります。
機器が古い・新しいはあまり大差なく、新しい機器でも故障はぽつぽつ出てきます。
特に新しい機器は電子制御されている部分が多く、機械的故障よりも電子故障が多く見受けられます。
古い機器は機械的故障がメインになるため、そこまで多く故障が発生しにくいのが特徴です。
コインランドリーの機器の寿命は20~25年ほどと話しましたが、部品の交換をすれば、30年でも40年でも使用できるものではあると考えています。
しかしながら、その部品がメーカーが製造を中止し、部品調達できなくなるために実質寿命20~25年ほどとなるのです。
メーカーも新しい機械を売りたいので、部品を新しくし、古い機器からの買い替えを狙っているのです。
ただ、メーカーからは仕入れられなくても中古市場で部品が出回りますので、やりようによっては寿命は伸ばせます。
古い機器を使っていても売り上げの良い店舗はポテンシャルの高い店舗なので、機器を新しくするのも良いでしょう。