コインランドリー運営業務で抑えておくべきポイント
コインランドリー運営業務量を減らす工夫
- 外部委託:清掃やメンテナンスを業者に依頼することで負担を軽減。
- 遠隔管理システム:IoT技術を使い、スマホで機器や売上を管理する。
すべての業務をオーナー一人で行う方もおりますが、今の主流は一部を外注化させることです。
一番外注化させたいのは、1.定期的な設備管理にある清掃業務です。
機器のフィルターに埃がたまります。
これを2日に1度程度清掃するアルバイトを雇用することでオーナーの出動日数を減らすことができます。
予算は月2万円ほどで足りる部分ですので、手間を減らし効率よく稼ぐには必ず外注化したい業務になります。
消耗品の補充も、今の時代は置き配達ができますので、届いたら清掃のアルバイトさんにしまっていただくことで遠隔運営ができます。
二番目に外注化させたいのは、3.顧客対応です。
機器のトラブルは少なからずありますので、お客様からの問い合わせ窓口を用意しておく必要があります。
オーナーが直接受けても良いのですが、24時間営業店で深夜に電話がかかってくるなんてこともしばしばあり、精神的に安心して運営ができません。
コールセンター業務を行う会社に外注することでクレーム電話のストレスをなくすことができます。たとえばこちらの株式会社コレカさんはおすすめです。
当社も使っているコールセンターです。
単にクレームを聞いてくれるだけでなく、返金対応まで自動で行っていただけます。オーナーが出動する必要のないコールセンター完結の事案は、のちほど報告書がメールで届くのみです。
機器の修理が必要な緊急の状態の場合にのみ電話がかかってくるので、極力時間を取られることを避けることができます。
修理事案が出た際は、現象を修理業者に伝え、駆け付け修理をしてもらえればオーナーが立ち会うこともありません。
あらかじめ、バックヤードへ入るための鍵をキーボックスで管理しておけば、修理業者にはキーボックス番号を伝えるだけでOKです。
三番目に外注化させたいのは、2.売上金回収です。
収益に直結する部分のため、この部分はオーナー自ら行っていることが多いですが、こちらも外注化は可能です。
株式会社コレカさんも代金回収は行っています。しかしながら月に3,4回の集金に対し外部会社を使うと非常に高額です。
この作業も、清掃のアルバイトさんに行っていただくことをお勧めします。
コインランドリーの完全外注化し、一度も店舗に行かない運営をする方法をこちらで詳しく解説しています。
コインランドリーは「手間が少ない」と言われるビジネスですが、放置するとトラブルや集客力の低下につながる可能性があります。最低限、適切な管理を行うことで、安定した収益を維持できます。