コインランドリーの敷地別売上について
コインランドリーも店舗の敷地によって売り上げも違ってきます。
小さければかかる経費も少ない分、売上もあまり多くはありません。
ただ、闇雲に大きなテナントを借りて、機材を用意しておけば、その分売り上げも上がるということでもありません。
もちろん、広いテナントを用意して、その分宣伝やサービスに力を入れれば売り上げは伸びますので、経営する場所の傾向を調べて、自分の経営するコインランドリーはどこに力を入れて経営すべきなのかを計画して反映していくのがいいです。
項目別売上
こちらは1か月の平均的に売り上げた時の坪数別売上の売上になります。
平均的なコインランドリーの土地は20坪ぐらいなのですが、その売上とその半分の土地で経営をした場合の売上の比較表です。
売上で考えますともちろん20坪でやった方が売り上げは上がるのですが、毎月この売上がでるかと言ったら、そういうことではなく、その月の天候などにも大きく左右されます。
営業したての頃は特に、認知度の原因からこの数字から大きく下回る可能性が大きいです。
特に雨の日などが多ければ、乾燥機も一緒になければ、その分客足も遠のいたりします。
また、坪数が大きければ利益もそのまま上がるということではなく、家賃や電気代といった経費も上がりますので、大きければその分、かかるものも多くなってきます。
また、コインランドリーは午前中が一番稼働するので、その時間でどれだけ集客できるかも売り上げに関ってきます。
家族で住んでいる方が利用した場合は、午前中の利用が多いです。
一人暮らしの方が多いと、夕方から深夜にかけての利用が多くなります。
ただ、一人暮らしだと、洗濯物がそこまで頻繁にでるわけではないので、一人当たりの利用単価はそこまで多くありません。
24時間営業で売上が大きくあがるというかというとそうでもなく、その地域の暮らす人が何人で暮らしているのかが売り上げに関っています。
一人暮らしが多ければ、夜の利用者が増える可能性がありますが、家族層が多かったりすると夜の利用は控えますので、そこまで売り上げに貢献してくれない場合もあります。
リピーターも作れるかといったことも売り上げに関ってきます。
リピーターを作るには、チラシによる宣伝と割引セールが効果的です。
チラシは近所の人に認知してもらえる兼自分のコインランドリーになにがあるのかを視覚的に伝えることができます。
割引セールは期間限定とはいえ、安いと利用する選択肢のひとつとしてお客様に思ってもらえて、そこから店内でリピーターを作るためのポイントカードやプリペイドカードなどを利用して貰い、次に繋げるように誘導していきます。
その地域で、どれくらいの人がコインランドリーを利用しているかを見極めないと稼働率が上がりませんので、どの客層が多いのかをリサーチすることが必要です。
稼働台数によって、売り上げは大きく変わってきますので、どれだけ利用してくれる人を作り、利用する時間を多くするかが大切になってきます。