コインランドリー店舗運営は楽なのか?損益計算書を公開
コインランドリー店舗を運営して副収入を得たい方向け記事です。
近年、街中でコインランドリー店舗をよく見かけるようになり、会社員のあなたも、無人だし、自分にもできそう・・・
儲かりそう。
そう思って、この記事を見ているのではないでしょうか。
実際コインランドリー店舗は儲かるのか?副業でできるほど楽なのか?を解説していきます
コインランドリー店舗の作業はなにがある?
コインランドリー店舗では、基本無人で、機械に働かせるモデルになります。
なので、想像した通り、これといってめんどくさい作業はほぼありません。
ざっくり
- 集金作業
- 掃除
- コール対応
- トラブル駆け付け
このあたりがオーナーのやる作業になります。
頻度ですが、
集金作業・・・1週間~2週間に1度
掃除・・・2日か3日に1度
コール対応・・・1か月あるかないか(連続するときは1か月に何度もあったりもするが、ここは正直読めない)
トラブル駆け付け・・・3か月にあるかないか(連続するときは1か月に何度もあったりもするが、ここは正直読めない)
この程度です。
掃除はバイトにやらせるべき
十分、会社員の方でも副業運営が可能な作業量です。
これらをすべて自分でやれる範囲なのであれば、自分ですればいいと思いますが、おすすめなのは、、
掃除・コール対応は外注すべきです。
掃除は現地に近いバイトさんを雇って、1回あたり1000円とかで掃除をしてもらえばいいのです。
1か月10000~15000円で済みます。
クレーム対応はしたくない!
コール対応は、お客さんがお金を飲まれてしまったとか、機械が動かなかったとか、いろいろクレームの窓口を誰にするか?です。
たとえ1か月に1度であっても、クレームは受けたくないですよね。。。
専門業者に任せてしまえば、1カ月7000円~10000円程度で外注化できてしまいます。
1カ月に1度クレーム電話があるかないかのレベルで、1カ月7000円~10000円を払うのは無駄なのでは?と思う方もいるかもしれませんが、
いつ怒り電話が来るかもわからない中での生活はすごくよくないです。
コールセンターを入れることで、お金を飲まれてしまった人には遠隔返金や郵便返金など、コール担当者がやってくれます。
オーナーは、こんなことがありました。と事後報告をうけるだけになります。
精神的に楽になるので、絶対コールセンターは入れたほうがいいです。
トラブル駆け付けはオーナー対応
コールセンターで対応ができないトラブルのみ、オーナー対応が必要になります。
たとえば、集金をオーナーが行っている場合は両替機の鍵はオーナーが持っています。
両替機が詰まったとか、100円玉がなくなったとか
そういったトラブル時にオーナーが出動しなければいけない状態にはなります。
これが3か月にあるかないかくらいで、ごくたまに1か月に2度とか駆け付けることもたまにあります。
遠方だったりすると、めんどくさいのですが、まあ、私の場合は、1時間程度で行ける距離に店舗があるので、トラブル対応は自分でしています。
完全ほったらかし運営も可能
トラブル駆け付けも外注して、完全にほったらかしでの運営も可能は可能です。
集金業務を外注にし、鍵を渡しておくことで、両替機のトラブルも対応してもらえます。
ただ、費用対効果がわかないなと個人的には思っています。
集金業務を外注すると、1回あたり4000円~7000円、2週に1度だとしても集金だけで14000円のコストがかかります。
トラブル駆け付けは、保守のような契約になり、何もなくても月7000円ほどはかかります。
また、出動回数によって従量課金制です。月7000円で1回まで無料、2回目以降は1出動あたり4000円かかる。といった契約が一般的です。
こうなると、集金14000円+駆け付け7000円~となり、コストが20000円を超えてきてしまうので、
2週に一度程度ならば、自分で行ったほうがコスパはいいというわけです。
これらの費用をかけても十分利益が取れていたり、遠方だったり、集金業者を信用できる、すぐに出動はできなかったりする方は、
月20000円ちょいをケチらなければ、ほったらかし運営は可能になります。
集金業者がくすねるんじゃないか問題
集金業者は、基本的にバイトを雇って現地のおばちゃんとかに集金をさせています。
それならば、自身でおばちゃんを雇うとか、清掃バイトにやらせても同じって気持ちがあります。
管理画面で売り上げが確認人出来るようなIOT機器が入っている店舗ではない限り、毎回数百円抜かれていても、絶対気づけないので、結局信用できるかどうか?になってきます。
業者であろうとも、くすねてない保証はどこにもありません。
ただ、対業者であれば、バイトがくすねた証拠が見つかれば、会社信用にかかわることですから管理責任を問いただし、賠償請求も容易でしょう。
個人だと、そうはいきません
業者であろうと、自社でバイトを雇う。であろうと、くすねることがあるかもしれない。と考えると、
めんどくさくなるくらいなら、私は自身で集金業務は行うことを選択しています。
多少抜かれいたとしても、利益出てるし、細かいこと気にしない!と思える方は完全外注でもいいでしょう!
投資額はいくらかかるのか?
コインランドリー店舗の投資額は2000万~と言われています。都内にあるような小型店でです。
会社員の方であれば、融資を受けるのが前提になってくるでしょう。
コインランドリーはどの程度儲かるのか?
- うまくいってる店舗で、利益年間400-500万くらい
- まあまあな店舗で利益年間200-400万くらい
- ちょっと失敗してるなって店舗で年間0-200万くらい
目安としてはこんなところです。
調査してれば、赤字はまずないでしょう。年間100万利益で失敗・・・と言った感じです。
年間100万では2000万かけた店舗で利回り5%ですから、しっぱい。。200万で、まあ許容範囲。年間200万の副収入があるならやっている意味はあります。
不動産と比べると、区分マンション投資で5%の利回り、数年後キャピタルが狙える可能性を秘めている
とすれば、やはり最低でも10%ほどはほしいところではあります。
コインランドリー店舗の売上を公開
うまくいっている店舗と、若干失敗店舗を比較します。
一方は年間851万ほどの売上があり、もう一方は半分ほどしかありません。
結論から言えば、うまくいけば年間434万利益、失敗だとしても、118万の利益が出ています。
どちらの店舗も、集金業務・駆けつけ業務も外注しており、無駄な経費があります。ここは削れます。
また、人件費もちょっとかけすぎです。月1000~15000くらいには収めたほうがいいでしょう。
自販機も置いてない店舗なので、営業外利益も期待できそうです。
コストを削減していけば、両店舗も収益アップがしてけいるであろう、未来がある店舗です。
コストダウンシュミレーション
下げられるであろう、コストを下げたシュミレーションを行ってみました。
売上は一定を条件でも、170万まで利益が増幅しました。
表面上利益が薄くても、経営次第で利益を増幅させることができます。
M&A物件を買うときは、こういった損益計算書を確認し、コストダウンできるか?を見ておくことで、割安物件を買えます
困ったことに、こういった損益計算書を付けてないオーナーも多々おりますが。。。
売上根拠資料がなく、売りづらいので、価格も下がりやすいし、そういった案件は、むしろ、ちゃんと経営できてない証拠でもあるので、利益増幅できる可能性を多く秘めているということにもなりますね
水道光熱費高騰で赤字にならないか?
近年、物価高騰、水道光熱費高騰で苦しい企業がたくさんありますが、コインランドリー店舗は、影響はそこまで大きくないと考えています。
水道光熱費は使った分だけかかるものですので、利益は圧縮されてはしまいますが、赤字になることはないでしょう。(もともと家賃比率が高くない店舗に限る)
長期の計画が必要
コインランドリーの機器は、耐用年数が13年です ただ、これはあくまで税制上の。であり実際運営上は25年ほどは持ちます。
なので、10年以上の計画で投資をしていく必要があるということです。
たとえ失敗したなあ。年間200万しか利益取れないや。と感じたとしても、10年で見れば、2000万は回収できます。
その後、売却しても買い手は耐用年数も残っているし、実際運営上の寿命も十分ある状態で買えます。
それも割安に。売価は500万~800万程度になるでしょう。
だとしても、10年で500~800万利益が取れれば投資成功です。
失敗だと思ったコインランドリーも、きちんと長期運用していって、手放す時期をきちんと計画しておけば、十分成功投資に変わるのです。
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